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7月11日 北沢峠から馬ノ背ヒュッテへ
横浜線沿線山歩きの一行3名は、鴨居7時44分発で、八王子からスーパーあずさに乗車、すると、あっという間に甲府、バスで南アルプススーパー林道の広河原に向かい、乗り換えて、12時45分北沢峠に到着。鬱蒼とした原生林の中と言った感じの森の中に降り立った。
電車もバスも余裕だ。下界の暑さに比べ、北沢峠の爽やかな涼風に体の芯までホッとする。さて、今日は馬の背ヒュッテ泊りである。従って時間はタップリ。
大平山荘経由の藪沢コースが時間が少し短いようだが、道が崩れたところでは、大きな巻き道を通るとか、これは回避しよう。
バス停前の登山口から、大自然の香り濃い、コメツガやシラビソの巨木帯の尾根道を登る。
標高差ほぼ100mごとに合目標識があり、五合目の大滝ノ頭で藪沢方面分岐。
藪沢小屋は老朽化していた。
馬の背ヒュッテは、北沢峠から標高差約600m、のんびり歩きで、3時間弱、初日の足ならしにはちょうど良い距離にある。16時過ぎ到着。
清潔で、きれいな山小屋だ。小屋の3階の窓からは、甲斐駒ケ岳がすぐ目の前に見える。茜色の夕焼けの甲斐駒、朝焼けの甲斐駒がいいとのこと。この日は、空いていて、宿泊客は10人程度だったが、5人のスタッフが特製ゼリーのデザート等で、もてなしてくれた。
3代目という若い大将は話し上手な好青年だ。佐賀から来ているというタックン自慢のカレーをお代わり、話に花が開いて、夜も更けて行った。(無論大将以外は全員独身だそうだ)
7月12日 仙丈岳、小仙丈岳を繋ぐ、大展望の稜線歩き
ハイマツを含む低木帯が山頂付近まで続く。仙丈岳は高山植物の名所だと紹介されているとおり、色とりどりの高山植物の花が咲いている。仙丈岳の登りは大展望だ。
まだあちこちの沢沿いに十分な雪渓をいただく長大な南向き斜面の明るい藪沢カールは、森林限界の上、這い松、色とりどりの高山植物が素晴らしい。
仙丈岳の山頂では、名古屋方面から来られたという美人3人組と合流。ほかには人がいなかった。この時期だからできる仙丈岳山頂独り占め。
山頂の大展望はこんなだ。
近くの北に鋸岳、遠くに、乗鞍岳、穂高、槍ヶ岳、その東に八ヶ岳の遠望、北東に北沢峠を挟んで、甲斐駒ヶ岳、東の早川尾根伝いに、鳳凰三山、地蔵岳のオベリスクのシルエットもくっきり、観音岳、薬師岳もはっきり見える。
遠く標高第1位の富士山の遠望、その右隣が第2位の北岳だ。続いて間ノ岳、農鳥岳、塩見岳(赤石岳、聖岳)がくっきりと連なる。西側には中央アルプスの空木岳、宝剣岳、木曽駒が岳、その奥に御嶽山と大パノラマが連なる。
仙丈岳から小仙丈岳にかけての稜線は雄大で静かだ。一つ一つのピークを目で追いながら、展望と花の旅を満喫しました。
ここから急降下し、潅木帯から樹林帯の尾根を北沢峠目指す。大滝の頭で、登ってきた道に合流、正午過ぎには峠に到着、樹林帯は風もあり涼しい。
十分時間を取って、12時45分発のバス、広河原で乗り継ぎ、芦安温泉で、汗を流し、宿の人に、バス停まで送ってもらい、快速バスで、甲府までノンストップ、甲府発の特急甲斐路でゆったり、20時前に横浜に着いた。
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